アンゾフの成長ベクトル
今日も頑張っていきましょう!
アンゾフの成長ベクトルについてです。
前回のドメインの話に近い話になりますが、
企業が『製品』と『市場』という2つの切り口でどこで事業を行っていくのかをマッピングしたものです。
製品=市場マトリックスとも呼ばれます。
要するに、製品という切り口では、既存商品・新規商品の2つ、市場という切り口では既存市場・新市場の2つを組み合わせた4パターンから考えます。
・既存商品 × 既存市場 = 市場浸透戦略
・既存商品 × 新市場 = 新市場開拓
・新商品 × 既存市場 =新製品開発戦略
・新製品 × 新市場 = 多角化戦略
このうち、中小企業がまず考えるのは市場浸透戦略です。
なぜなら、ある程度計算がつくからです。
逆に1番気合い入れてやらないといけないのは、多角化戦略です。多角化戦略は難易度も高いし、リスクも大きいからです。
なので、多角化戦略を勧める場合は、かなりしっかりした根拠を持って提案すべきだということは頭に入れておきましょう。