事例Ⅳは最優先で勉強を進める
中小企業診断士2次試験には4科目ありますが、その中でも最優先に勉強すべきなのは事例Ⅳです。
事例Ⅳは財務・会計に関する内容が問われますが、出題範囲がかなり特定されていて、そこをしっかり押さえれば高得点が狙える科目だからです。
逆に、そこをおろそかにして本番を迎えてしまうと、0点という結果もありえるという特徴があります。
他の事例ⅠからⅢまでは、事例文をしっかり読めば、多くの問題では何とか解答を導き出すことは出来ますが、事例Ⅳに限っては、本当に何も書けない可能性もあります。
また、事例Ⅳで扱う財務・会計という領域は、身につくまでに、ある一定の時間が必要で、時間がかかります。
ですので、まずは事例Ⅳの勉強をしっかりと継続して取り組んでおくことがオススメです。
それに、事例Ⅳについては、ある程度の力が付いてくると、試験においてもブレが少なくなりやすい科目です。
つまり、しっかり勉強しておけば、ある程度の点数は期待できるということです。
それに引き換え、事例ⅠからⅢはなかなかブレを無くすことが難しく、しっかり勉強していても、思ったほど点数が取れなかったというケースもけっこうあります。
そのブレを吸収できるレベルで事例Ⅳを受けることができれば、合格確率は大幅に向上します。
具体的な話は次回以降にするとして、財務・会計が苦手だという人は特にそうですが、早く事例Ⅳの勉強に取り掛かるようにしましょう!