知識ゼロから1年で中小企業診断士に合格するためのノウハウ集

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2次試験4科目に共通して必要な力はこれ

個別の論点に入っていく前にまずは2次試験合格に必要な力について考えてみたいと思います。

1次試験と2次試験で大きく異なる部分というと、解答方式が一つ挙げられます。

1次試験はマークシートで、複数の選択肢から正しいものを選ぶという形ですが、2次試験は記述式となります。

つまり、自分で文章を書かないといけないということです。

もちろん、全てをゼロから生み出すというわけではなく、事例文を読んで使えそうな部分をピックアップして、引用しつつ書くイメージにはなりますが。

この文章を書く、というのが意外にくせ者で、指定された文字数にちょうどいい感じにするのにけっこう悩んでしまいます。

聞かれているポイントは理解出来ていて、自分の中で何となく解答は用意出来たのにもかかわらず、上手く指定文字数に収めきれないというケースが出てきます。

これは2次試験の4科目に共通して言えることです。

なので、試験日までに一つ身に付けておかないといけないスキルとしては、文章を書くスキルです。

それも、出来るだけ少ない文字数でポイントを捉えてかけることが重要です。

というのも、書いてみたら分かると思うのですが、文章というのは、増やすよりも減らすほうが難しいからです。

文章を書くのが苦手な方が聞くと、『逆じゃないか?』と思われるかもしれませんが、実際やってみると、減らす方が難しいというのが分かると思います。

その理由の一つは事例文から抜き出すケースが多いからです。
完全にオリジナルな表現を使って書いても良いのですが、採点者に伝わらなかったらアウトなので、可能なら事例文から引用する形で解答するのが無難です。

数ページにおよぶ事例文から関係ありそうな部分を抜き出してきて、解答欄におさまるように編集していくのですが、上手く短縮しないと、指定の文字数におさまらなくなってしまいます。

なので、コンパクトに文章をまとめる練習をしておいたほうが良いでしょう。

じゃあどうやって練習するのかというと、私のオススメは、Twitterを活用する方法です。

ネタは何でも良いので、何かしらインプットしたら、整理してTwitterに投稿します。

1次試験の勉強をしているなら、勉強したことを投稿すれば、1次試験の勉強も兼ねられるので、一石二鳥です。

もちろん、全然関係ないネタでもオッケーです。とにかく、素早く頭を整理して、文章としてアウトプットするトレーニングをすることです。

1次試験については正直、過去問やったり、解答の練習は必要ないと思います。ですが、2次試験については、ある程度こういうことをやっておかないと、いざ当日にいきなり出来るかと言われると、難しい人が多いんじゃないかと思います。

費用をかけずにできるので、ぜひTwitterを活用してみてください。